だれも取り残されない社会へ
2030年には600万人の人手不足が予測されています。
今我が国では、働きづらさを抱えている人々が600万人以上に達していると推測されています。障がい者、高齢者、LGBT、がん患者、難病患者、ニート、ひきこもり、母子世帯、貧困世帯、出所者、アルコール依存症、薬物経験者、ほかにも働きづらさを抱えている方は社会に多く存在すると言われています。また我が国では人口の減少と高齢化により、2030年には600万人の人手不足が予測されています。労働力人口の減少は消費の中心となる人口の減少と繋がり、着実に経済の縮小と進みます。この様に未来への不安は、働きづらい人と人手が欲しい企業の両方に存在し始めていることから、私たちは 持続可能な社会づくりのために社会の課題を解決していく会社 「株式会社ゆい」を設立いたしました。
私たちは設立にあたり働きづらい環境におられる方を支援されている方々とお会いし、お話を伺うとともに、課題の根源は何であるか議論を繰り返してまいりました。
何故働きづらい人々が生まれたのか? 100万人以上と統計が出ている引きこもり、その方達は何故そうなったのか? また、最近子どもへの虐待が社会調査の中で多く発見されましたが、虐待する大人は何故そうなったのか?
その原因に企業の人権意識の欠落から起きている問題があるのでは?人が病んでしまうほどの労働環境から働きづらい人々が生まれたのでは?など、私たちはその末端の原因を探りいくつもの仮説を立て、根本から解決していくために何をすべきか?何が出来るか?を考えました。
“人材”を“人財”へ
また、働きづらい人たちが働きやすい環境を整えることで、社内全体の働きやすさが改善されていくといったデータもあります。”人材”を”人財”として大切にしていくために、今、経営者の姿勢が問われはじめています。私たちの周りにいらっしゃる経営者の中には、人を大切にし、和やチーム力、個人の個性を大切にしながら働く環境を整えている経営者もおります。私たち 「ゆい」 はその様な経営者の成功例に学び、ダイバーシティ化に向かう企業に役立ち、働きづらい環境の方々が安心して働ける社会となるよう、企業経営者の方とともに、誰一人取り残さない社会を実現する活動を続けてまいります。 皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
“人材”を“人財”へ
人は単なる“才能”なのではなく、人はかけがえのない“たから”なのです。
そのためにゆいが行うことは、どのような人(どんな働きづらい環境にいる方々)でも、働きやすい環境の下だと働けるということを知ってもらうことです。
それには個々のご要望を相談いただき、必要なところへと結ぶための「プラットフォーム」が必要となります。
その役割を果たすのが「プラットフォームゆい」です。
プラットフォームゆいでは、人権を守り、人を大切にする企業に対し、人が働きやすい環境を築くためのアドバイスやアシストを行っていきます。
また、働きづらい環境にいる方がより良い企業で働けるように支援団体の紹介や学びの場を提供いたします。
こうしたことが「誰も取り残されない社会」を実現するための近道なのです。
人材不足の各企業
- 人材不足の解消
- 他社との差別化、価値の付加
- 生産性のアップ
- CSR(企業の社会的責任)として
- 障害者雇用率の達成のため
行政
- 働きたい方を専門の職業紹介窓口へ
- 困っている方を専門の機関や支援組織へ
- 助成金の情報を得て企業の環境づくりへ
- 雇用したい企業を専門の職業紹介窓口へ
支援団体
- 事業所での作業が欲しい
- 就労プログラムの見直しがしたい
- 就労に向けた見学、実習先が欲しい
- 個別の案件で困っている
様々な求職者
- 相談先の情報や支援組織の情報が欲しい
- どんな企業があるのか情報が欲しい
- カウンセリングが受けたい
- 企業の見学や実習がしたい
- 研修が受けたい
- 人と話す場が欲しい
「ゆい」ではSDGs(エス・ディー・ジーズ:持続可能な開発目標)で掲げられたゴールを目指し、その理念の中にある「誰一人取り残さない」を大切にしています。